前世の夢で、太子常釗を支え帝位に就けながらも、最愛の庶妹・寧柔を死なせた罪で一族皆殺しにされた寧襄。その悪夢から覚めた彼女は、景王の叛乱という運命の二者択一の場に立っていた。前世で太子を選び滅びた教訓を胸に、今世では太子の命に従い寧柔を選ぶ。その結果、太子は廃人同然に。失脚した太子は寧柔を虐げ、ついには自らの手で彼女を刺し貫く。一方、寧襄は体弱き第六皇子・常昕を支え、その毒を解き、彼を帝位へと導く。そして自らは辺境・雁門関へと赴き、女子だけで編成された赤羽営を率いて突厥と戦い抜く。武門の麒麟児として、大夏初の女・鎮国大将軍となる彼女の、復讐ではなく自由を掴むための戦いが今始まる。